「今まで体験したことがないような立派な空間で、ドキドキしました」などという印象を学生は持ってしまうものである。
仕事は現場で行われるのであって、宴会場やホールで行われるものではないということを、あたりまえだがおさえておこう。
では、より具体的に、企業のウソに騙されないための方法を紹介したいと思う。
新卒にかぎらず、求職者が気をつけるべきポイントは、「ウソをいかに見破るか」だ。
言うまでもなく、真っ赤なウソは大問題。
しかし、就活で問題となるのは、制度、事日東電工総合材料メーカー。
液晶用光学フィルムなど20製an以上で世界シェアトップ。
グローバルニッチトップ戦略を掲げる。
剛度はあるか、出産後に職場復帰例などが「事実」としてはたしかにあるにはあるが、実際にはあまり運用されておらず、かぎりなくレアケースである場合などである。
変な日本語ではあるが、ここでは「正しいウソ」と呼ぶことにしよう。
たとえば、こういうことだ。
採用ホームページや合同企業説明会でアピールされる、その会社の「ウリ」と「事実」とが乖離しているケースはないだろうか?就活でタチが悪いのが、上図のような「正しいウソ」が横行していることだ。
有名企業、大企業でもよくあることだし、学生も学生で、「○○という制度があるかどうか」という点だけで企業を比較しがちである。
そして、存在するものの、使われていない日本圧着端子製造大阪が本社の機械メーカー。
携帯電話や自動車エアバッグに使用されるコネクタの業界シェアがトップ。
(あるいは、新設されたばかりで今後どうなるかわからない)制度に偏されて入社することになってしまう。
これを見破るためには、人事担当者や先輩社員に「具体的に」質問するといい。
「その制度がウリだと言うのですが、実際に活用した社員は1年間で何人いて、従業員のうち何割ですか?」など、事実やデータを確かめるといいだろう。
あるいは、OB・OG訪問などをする際もぜひ、企業が用意した大だけでなく、さまざまな部署の大、年次の人と会うことをおすすめする。
ちなみに、OB・OG訪問の際は、志望度が高い企業の場合、会った人の同期や先輩などを紹介してもらい、さまざまな大に会うのが、企業への理解度を深めるためのちょっとしたコツだ。
ここで、本書の読者だけにとっておきの裏ワザを紹介しよう。
それは、OB・OG訪問、あるいは会社説明会など、社員と直接会う機会があるときに、採用ホームページをプリントアウトしたものや、入社案内に伽飲をつけたものなどを用意しておくことである。
『貴社はこの入社案内通りの雰囲気なのでしょうか?』ホームページで紹介されている日本ガイシでは世界トップ。
売上50%が環境貢献商品で、HPには「会社が成長すればするほど地球がキレイになる」。
高い利益率も魅力。
「この制度について聞きたいのですが……」など、それらを見せっつ、質問するのである。
そのときの、社員の反応に注目しよう。
「えっ、人事はこんな華やかなイメージを打ち出しているのか?」「この制度、できたばかりで誰も使っていないんだよな」などと心の中で思い、表情に出るものである。
口ではもっともそうなことを言いつつも、戸惑いが感じられるはずだ。
ときには、それをきっかけに、「人事がよく見せすぎなんだよ。
うちの会社の実態は……」などという「ぶっちやけ話」を社員が始めるかもしれない。
各企業とも、優秀な人材を獲得するために少しでもよく見せようとするし、事実は事実なので、「正しいウソ」をつく企業を悪いとは言えないかもしれない。
しかし結局、採用した人は定着しないので、この手はある種の麻薬だと言えるだろう。
実際、残業の実態も、女性の管醐職が少ないことも、会社の先行きが怪しいことも正直に伝えるようにしたら、若手社員の定着率が上がり、覚悟して入社してくる人が増え本社は新潟でも、二輪車用計器シェアは国内87%.世界32%。
入社後は全員コスト意識を持つために簿記を勉強。
たという企業もあるという。
よい取り組みだ。
結局、学生も企業も「ありのままをさらけ出す」ことが、互いの幸せへの近道なのではないか。
OB・OG訪問は「見られている」業界や企業への理解を深めるために学生が行うことの一つに、OB・OG訪問がある。
昨今は、個人情報保護法などの関係で、以前ほどOB・OG情報が開示されなくなってはきている。
以前は、各大学のOB・OG名簿は企業から大学へどんどん提供されていたが、最近は各社員の情報開示への同意が必要で、企業内での手続きがかなり煩雑になったようだ。
しかし、学生にとって有益であり、企業としても学生の本音を確認しやすいこの方法は、就活にとってなくてはならないものであろう。
さて、OB・OG訪問とひと言で言っても、直接、サークルやゼミの知っている先輩を頼りに訪問するパターン、大学に配布されるOB・OG名簿を元に訪問するパターン、出身校とは関係なくOB・OG訪問担当の社員を設定し受けつけるパターンなど、さま日本テレビ放送網アナウンサー職は3年生9月頃からエントリー開始。
就活の腕試しに記念受験する学生多数。
ダメもとで挑戦してみる?さまざなパターンがある。
さらに、仲間同士、10名以上の学生が集まって企業にオーダーを出せば、大学にOBを出前できる仕組みを導入している企業もあるし、通常の業務のボリュームを減らし、「スーパーリクルーター」を養成、各大学に張りつかせているケースもある。
注目すべきことは、すべてのOB・OG訪問は「面接」の一部であるということだ。
エントリーシートが好印象だとしても、イマイチなOB・OG訪問レポートが届いている場合は不合格にするケースもよくあるという。
一方、ここでフ』の学生は優秀だ!」とOB・OGから報告があった場合、エントリーシートを必ず通過させる、選考プロセスにおいて特別なルートに乗せる、などの手を打つこともあるそうだ。
その学生を逃がさないために、さらにやり手の社員をフォロー担当として当てるケースもよくある話である。
喫茶店やレストランでのカジュアルなOB・OG訪問も、結局は面接の一部だというわけだ。
どんなOB・OG訪問であっても、その学生に対する印象などは人事に報告されている。
このように、学生の素の部分を見ることができるので、企業にとっては有益である。
日本電産HDD用モーターで世界シェア1位の電気機器メーカー。
海外生産比率が90%超で海外赴任は当然。
永守重信社長は超有名。
学生にとっても、自然体の自分らしさを訴求できるし、カジュアルな雰囲気のなか、企業への理解を深めることができるので、一概に問題であるとは言えない。
昔は、「○○駅前の××という喫茶店の前でベースボールマガジンを持って待っているから、声をかけて!」というようなOB・OG訪問アポがよくあった。
ケータイがあたりまえの現在では笑える光景であろうが、就活の待ち合わせといえば、目印はベースボールマガジンという時代があったのだった。
また、OB・OG訪問では、おごってもらえるのがあたりまえになっているが、その資金源は人事の予算になっている企業もあるようだ。
学生ではなかなか食べられない高級ランチも、結局は採用予算から山ているのである。
学生との接点はすべて採活なのだ。
エントリーシート全員通過企業の本音書類選考を行わず、エントリーした学生全員に面接を受けさせる企業が増えているという。
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